凌陞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/27 17:31 UTC 版)
凌陞(りょうしょう、リンション)は、中華民国・満州国の政治家。ダウール人(達呼爾族)マルディン(莫爾丁)氏。字は雲志。父の貴福と共に満州国建国に参与し要職に就いたが、後にモンゴル人民共和国との通謀を問われ刑死した。弟は福齢。
- ^ a b 徐(2007)、1330頁
- ^ 王(2004)。
- ^ 「満州政府の閣員 昨日正式に発表」『東京朝日新聞』昭和7年(1932年)3月11日。
- ^ 田中(2009)、112頁。
- ^ リ・ナランゴア (2013). “モンゴル人が描いた東アジア共同体”. In 松浦正孝. アジア主義は何を語るのか:記憶・権力・価値. ミネルヴァ書房. p. 155
- ^ 徐(2007)、1330頁では、1934年12月1日に興安北省省長を辞任したとしている。しかし劉寿林ほか(1995)、1219頁では、逮捕時点でも同職に在任していたとしている。
- ^ 「凌陞等四名死刑 通蘇事件の判決下る」『東京朝日新聞』1936年4月22日夕刊。
- ^ 「通ソ事件の首魁等死刑執行」『東京朝日新聞』1936年4月25日。死刑執行の日付は劉寿林ほか(1995)、1219頁と劉国銘主編(2005)、1874頁によると19日となっているが、誤りと思われる。
- ^ 徐(2007)、1330頁によれば銃殺刑だが、凌陞一人だけ斬首刑にされたとの説もある(田中(2009)、111頁)。
- ^ 「凌陞の実父辞任」『東京朝日新聞』昭和11年(1936年)4月26日夕刊。
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