再結成~活動停止 (2000–2011)
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「アナル・カント」の記事における「再結成~活動停止 (2000–2011)」の解説
2000年、セスがショーの前座を務めていたDropdeadのホブ・オーティスを罵倒し始め、観客と口論になった末、人種差別発言とナチス式敬礼を行った。激怒したオーティスは、ステージからパトナムを引きずり下ろし、乱闘騒ぎとなった。2001年12月末、バンドは活動停止を発表。2003年に活動再開するが、その矢先にマーティンが刑務所に行ってしまう。代わりにジョン・コジックを再びメンバーに迎え入れる。その後リラプス・レコードから何枚かのレコードを発表。2004年10月、セスがオーバードースにより昏睡状態に陥る。当初は睡眠薬の過剰摂取と報じられたが、「実際にはアルコール・コカイン・ヘロインとのコンボだった」とのちに本人が証言している。生命維持装置による延命で約2カ月後に意識を回復させたが、脳神経に深刻な損傷を受け半身不随となる。リハビリを続けながら車椅子で活動を再開するが、セスのドラッグ中毒は治らず、2006年にノルウェーのフェスのステージ上で完全に失神。しばらくしてマーティンが出所し、バンドに復帰する。2008年のバンドの20周年には、オリジナルメンバーでショーを行ったり、アルバムのレコーディングもした。一方、マーティンが再び刑務所に行く。2010年、新譜の完成間近に、マーティンが3度目の刑務所入り。2011年、モトリー・クルーのデビュー・アルバムを馬鹿にしたパロディ作品Fuckin'Aを発表。これがバンドの最後のアルバムとなった。その年の6月、セスが心臓麻痺で死亡。バンドは活動停止した。マーティンは2018年、ショッピングモールで誤ってエスカレーターからフードコートに落下し、頭部損傷で死亡した。
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