円山応挙とは? わかりやすく解説

まるやま‐おうきょ【円山応挙】

読み方:まるやまおうきょ

[1733〜1795]江戸中期画家円山派の祖。丹波の人。通称主水(もんど)。初め石田幽汀狩野派を学ぶ。のち眼鏡絵(めがねえ)の制作などを通して西洋画透視図法を学ぶ一方で中国写生画研究写実性日本の伝統的な装飾様式融合した様式確立した


円山応挙

読み方まるやま おうきょ

江戸後期画家円山派の祖。丹波生。字は僊斎・仲選、号は一嘯・夏雲・仙嶺等、通称主水石田幽汀狩野派画法学び、幽汀の写生画法に、宋・元画技法取り入れと共に西洋画遠近法研究して一家成した動植物写生を最も能くする寛政7年(1795)歿、63才。

円山応挙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/17 00:20 UTC 版)

円山 応挙(まるやま おうきょ、旧字体圓山 應擧享保18年5月1日1733年6月12日)- 寛政7年7月17日1795年8月31日))は、江戸時代中期~後期の絵師


  1. ^ 例えば、吉川観方『絵画に見えたる妖怪』では、土佐光起の足のない幽霊画の模写が伝わっていることから、少なくとも元禄期には足のない幽霊画が存在していた可能性を示唆している。「円山応挙が足のない幽霊を初めて描いた説」に疑問(妖怪専門誌・「怪」の掲示板の記事)
  2. ^ 杉本欣久「妙法院門跡・真仁法親王と円山応挙の門人たち 円山応瑞・呉春・中村則苗・長沢芦雪・源琦」(『黒川古文化研究所紀要』16号、2017年)
  3. ^ a b c d 竹村俊則『京の墓碑めぐり』京都新聞社、1985年、198-200頁。
  4. ^ 出口京太郎『巨人出口王仁三郎』(講談社、1967年)23頁
  5. ^ 杉立義一『京の医史跡探訪』(思文閣出版、1984年)292、293頁
  6. ^ 「付立て」(つけたて)とは、1本の筆の全体に淡墨(淡彩)、先端の部分に濃墨(濃彩)を含ませて、一筆で濃淡を表現する技法。
  7. ^ 聚美編集部編『聚美 創刊号 特集:円山応挙と呉春』(青月社、2011年10月)
  8. ^ 『円山応挙から近代京都画壇へ』(求龍堂、2019年)
  9. ^ 落語協会編『古典落語8 怪談・人情ばなし』(角川文庫/新版・ハルキ文庫)
  10. ^ 『円山応挙 〈写生画〉創造への挑戦』第107図。
  11. ^ 『円山応挙 ―叙情と革新―』 第17図。
  12. ^ 『円山応挙 〈写生画〉創造への挑戦』第58図。
  13. ^ 滋賀県立近代美術館 京都新聞社編集・発行 『湖国滋賀と京都画壇』 1989年2月18日、第1図。
  14. ^ 『円山応挙―空間の創造』第20図。
  15. ^ 百耕資料館 »所蔵品 »美術資料 »日本画 »大石良雄図
  16. ^ 『円山応挙―空間の創造』第23図。
  17. ^ 「大徳川展」主催事務局編集・発行 『大徳川展』 2007年10月10日、第255図。
  18. ^ 『円山応挙 〈写生画〉創造への挑戦』第13図。
  19. ^ 『円山応挙展 江戸時代絵画 真の実力者』第22図。
  20. ^ C0056828 拡元先生像 - 東京国立博物館 画像検索
  21. ^ C0056830 端淑孺人像 - 東京国立博物館 画像検索
  22. ^ 『円山応挙 〈写生画〉創造への挑戦』第76図。
  23. ^ Art Collection _ CollectionSpace
  24. ^ a b 『円山応挙 〈写生画〉創造への挑戦』第68図。
  25. ^ 『円山応挙 〈写生画〉創造への挑戦』第4図。
  26. ^ 『円山応挙 ―「写生」を超えて―』第19図。
  27. ^ 『円山応挙 ―叙情と革新―』第52図
  28. ^ 『円山応挙展 江戸時代絵画 真の実力者』第61図。
  29. ^ 『円山応挙 ―叙情と革新―』第26図
  30. ^ 『円山応挙 江戸時代絵画 真の実力者』第63図。
  31. ^ 名古屋市博物館編集 『特別展 画僧月僊』 「画僧月僊」実行委員会、2018年、第11図。
  32. ^ Leonard C. Hanna, Jr. Fund 1973.156


「円山応挙」の続きの解説一覧



円山応挙と同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「円山応挙」の関連用語

1
100% |||||

2
応挙 デジタル大辞泉
100% |||||

3
円山 デジタル大辞泉
100% |||||

4
円山派 デジタル大辞泉
100% |||||




8
石田幽汀 デジタル大辞泉
100% |||||

9
100% |||||


円山応挙のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



円山応挙のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
株式会社思文閣株式会社思文閣
Copyright(c)2024 SHIBUNKAKU Co., Ltd. ALL RIGHTS RESERVED.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの円山応挙 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS