ないよう‐やく【内用薬】
読み方:ないようやく
「内服薬」に同じ。
内用薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/15 10:18 UTC 版)
スイスのロシュ社が1960年代にビタミンAからスクリーニング・合成を行い、内用薬を開発している。その過程の臨床試験において、ラット実験で催奇性が確認されている。 かつて治療薬が不在であった急性前骨髄球性白血病の第一治療薬として ATRA が開発された。商品名ベサノイド(Vesanoid)。国内ではベサノイドが希少疾病用医薬品として1995年に承認され、日本ロシュ(現:中外製薬)が輸入販売を行っている。催奇性をはじめとする警告があるため劇薬指定である。 ベサノイドは抗腫瘍薬としてたいへん高濃度のレチノイン酸で組成され、重篤な副作用として呼吸不全などのレチノイン酸症候群があるため、緊急時に十分処置できる医療施設及び化学療法に精通した医師の下で使用する事となっている。エトレチナート(チガソン)と比べて期間は短いものの、服用前後一定期間の妊娠・性交が禁じられている(日本における献血では現在、悪性腫瘍の既往歴がある者はできない事とされている)。
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