共同出版の問題点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 18:56 UTC 版)
出版業界の事情に疎い素人を対象とするためか、出版社が見積もりで提示する費用が各社一律でない。 このような商法について、ネット上では藤原新也や有田芳生により取り上げられ、週刊文春2006年11月30日号にも「朝日新聞がモテ囃す『詩人経営者』に憤る作家のタマゴたち」という記事が掲載されている。また、経営破綻の際の問題については、読売新聞のオンライン版でも取り上げられている。また、自費出版・共同出版を謳う業者の不透明な契約に関しては、2000年以前にも起きていたことが記されている。 2007年7月4日、元大学教授ら3人が、全国約800の書店で販売される等と勧誘されて新風舎と契約を結んだにもかかわらず、実際には一部の書店(原告のひとりの場合にはわずか3店)でしか販売されなかったとして、約800万円の賠償を請求する訴訟を東京地方裁判所に提起したと報じられた。
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