六震祇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 01:52 UTC 版)
六震祇(りくしんぎ)は、「あるもの」を封じる結界を作っている「楔」を抜くために、紫微仙により、なにかしらの対象物を依り代(よりしろ)に作られた式神であるが、五方輪はそれを阻止する立場になるので、必然的に戦うようになる。六震祇も全て、五行のいずれかに属し、また結界は無効のうえ結界能力を持っている。 「六震(りくしん・ろくしん)」とは六種震動とも表記し、釈迦の人生の節目または、新たな思想を説いた時が6回あったとされ、その毎時に世の全てが、6方向(東西南北地天)のうちの一方向づつに、順番に胎動したとされ、この現象を瑞祥(ずいしょう)とし、その方位を「動・起・涌・震・吼・覚」と表している。「祇(ぎ)」は日本における神とされるものを意味する。六震祇のそれぞれの名は、六震の6文字に「尸(し)」をくわえたものであるが、尸は屍や死を意味し、漢字の部首としても屍垂(かばねだれ)といい、生き物の代謝による排出物や、代謝が終わった老廃物を意味する漢字の部首に使われる。 高千穂: 尸起(しき) 五行:火 作者:陽龍 HP1800 沖ノ島: 尸動 (しどう) 五行:火 作者:陽龍 HP2100 出 雲: 尸震 (ししん) 五行:土 作者:河伯 HP2400 大 和: 尸覚 (しかく) 五行:土 作者:河伯 HP3600 富 士: 尸吼 (しこう) 五行:水 作者:陰虎 HP3200 鹿 島: 尸涌 (しゆう) 五行:土 作者:河伯 HPは不明 淡 島: 尸吼の変異体五行:水 作者:陰虎 HP3600(淡島戦で、五方輪の内、決められた一人を選択すると、幾つかの特別な台詞が聞け、あるエピソードを知ることになる) 六震祇の依り代 尸起の依り代:バショウカジキ 尸動の依り代:カニ 尸震の依り代:銅鐸 尸覚の依り代:酒船石 尸吼の依り代:三鈷杵 尸涌の依り代:デルタ多面体 依り代となったものの画像
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