優雅で感傷的なワルツとは? わかりやすく解説

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ゆうがでかんしょうてきなワルツ〔イウガでカンシヤウテキな‐〕【優雅で感傷的なワルツ】

読み方:ゆうがでかんしょうてきなわるつ

原題、(フランス)Valse nobles et sentimentales》⇒高雅で感傷的なワルツ


ラヴェル:優雅で感傷的なワルツ

英語表記/番号出版情報
ラヴェル:優雅で感傷的なワルツValses nobles et sentimentales作曲年1911年  出版年1912年  初版出版地/出版社: Durand 

作品解説

2007年6月 執筆者: 和田 真由子

 保守的な国民音楽協会から独立し結成されSIM独立音楽協会)の演奏会のために作曲された作品。この演奏会で、D.スカルラッティソナタ除いて匿名演奏披露する、という珍しい試みおこなった。しかし、実際この曲がラヴェル作品だと答えた人は、約半数であり、賛否両論だったようだ
 曲は、短い7曲のワルツエピローグから成るラヴェルはこれらを「シューベルトの例にならって作曲し」、特に「第七がもっと特徴的だ」と語ったスコアにはアンリ・ド・レニエ小説『ド・ブリオ氏の出会い1904)』から、「無益なことに従事する楽しく日々新たな喜び」という引用掲載されている。
1912年に、ラヴェルによって管弦楽用に編曲され、「アデライド、または花言葉」というタイトルバレエとしても上演された。

第一曲:中庸速さ
第二曲:かなりゆるやかに
第三曲:中庸速さ
第四曲:十分に活発に
第五曲:ほとんどレント速さ
第六曲:十分活発に
第七曲:いくらか活発に
第八曲「エピローグ」:ゆるやかに


高雅で感傷的なワルツ

(優雅で感傷的なワルツ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/18 16:51 UTC 版)

高雅で感傷的なワルツ』(こうがでかんしょうてきなワルツ、フランス語: Valses nobles et sentimentales)は、モーリス・ラヴェル1911年に作曲したワルツ集。ピアノ独奏曲として作曲され、翌1912年管弦楽版が作られた。




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