保護と問題点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 14:03 UTC 版)
ギフチョウは、日本産のチョウの中でも特に保護活動が盛んに行われている種類である。 国際自然保護連合(IUCN)により、レッドリストの準絶滅危惧(NT)の指定を受けている。 日本では環境省により、絶滅危惧II類(VU)の指定を受けている。また以下の都道府県により、レッドリストの指定を受けている。環境調査のための指標昆虫のひとつに選定されている。都市近郊の生息地の二次林の放置による個体数の減少が著しく、ゴルフ場開発などにより生息地の消滅し絶滅が危惧されている。 絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト) 絶滅 - 東京都(南多摩と本土部)、和歌山県 絶滅危惧I類 - 岡山県 絶滅危惧IB類 - 神奈川県 絶滅危惧II類 - 秋田県、福井県(県域絶滅危惧II類)、三重県、大阪府、島根県、山口県(分布の西限) 絶滅危惧(環境省の絶滅危惧II類相当) - 滋賀県 Bランク - 兵庫県(環境省の絶滅危惧II類相当) 準絶滅危惧 - 福島県、新潟県、石川県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、京都府、鳥取県、広島県 希少種 - 富山県(環境省の準絶滅危惧相当) 要注目種 - 山形県
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