併用される検査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 02:47 UTC 版)
狭帯域光観察(Narrow Band Imaging;NBI), 青色レーザー NBIでは白色光にフィルターを掛け、ヘモグロビンの反射光に当たる帯域に限局した波長の光をつくる。この波長の光による「狭帯域光観察」は粘膜表層の毛細血管や粘膜模様を強調するオリンパスの技術である。青色レーザーは、同様な波長のレーザー光を用いた富士フイルムメディカルによる技術である。 FICE(Flexible spectral Imaging Color Enhancement) 富士フイルムメディカルによる画像強調技術。画像をデジタル処理し、RGBそれぞれの分光画像でフィルタをかける波長を自由に設定できる。 インジゴカルミン 色素内視鏡検査の一つ。コントラストが明瞭になる。早期胃癌の存在診断にはインジゴカルミンが有用である。 ルゴール氏液 ルゴール氏液はグリコーゲンと反応し、褐色に正常な食道粘膜表層を染色する。食道癌病変は染色されず、白色調に見える。 二重染色 食道癌の検査で行われる色素内視鏡検査。食道領域では癌はルゴール(ヨード)で茶褐色に染まらず、トルイジンブルーで青染する。 メチレンブルー メチレンブルーは腸上皮でしか吸収できないことを利用し、胃での腸上皮化生を検査する。 コンゴーレッド法 酸分泌機能をみる検査。
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