作品・サブカル業界への批判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 07:07 UTC 版)
「園子温」の記事における「作品・サブカル業界への批判」の解説
宇野維正はキネマ旬報にて、2021年12月に園が映画監督を務めた「エッシャー通りの赤いポスト」について、「現実から浮遊したスモールワールドで若い女優が暴れ回り、反体制的なイメージと戯れる」という園子温自身のシグネチャー・モデルに回帰した作品で5段階中星1という完全否定的な評価をしている。園の帰属する「日本のサブカル村」についても演者も含んだ村内で互いに誉め合っている2010年以前と変わっておらず、園の作品は客観性の徹底的な欠如はずっとそのままであるとし、「ここまでの作家的増長の責任は、本人よりもそれを看過してきた業界にあるのではないか」と業界を含めた批判をした。後述の園による性加害が告発された後である2022年3月28日に、宇野は「園子温監督については4ヶ月前にこの短評で書いた通り。『それを看過してきた業界』の問題だと思います。」と述べている。
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