体操の分野
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 12:47 UTC 版)
国際体操連盟(Fédération Internationale de Gymnastique:略称FIG)は体操の以下の6分野の運営を行っている。 一般体操(General Gymnastics:GG)競技をしないすべての体操を指す。 体操競技(Artistic Gymnastics:男子はMen's Artistic Gymnastics(MAG)、女子はWomen's Artistic Gymnastics (WAG)と分けられている) 新体操(Rhythmic Gymnastics:RG) トランポリン(Trampolining:TRA) スポーツアクロ体操(Sports Acrobatics:ACRO) スポーツエアロビクス(Sports Aerobics:AER) 2018年からFIGは以下の分野も始める。 パルクール(Parkour:PK) 一般体操以外は全て順位を決める競技性のあるスポーツである。 日本の体操の国内競技連盟である財団法人日本体操協会(Japan Gymnastic Association:略称JGA)・一般体操委員会は日本体操祭を主催しているが、その出場団体の選考条件には 一般体操の演技内容が、総合性、律動性、独創性、あるいはテーマや指導的な内容をもち、 社会的に評価される団体であること。 特に、一般体操の独創的な工夫がみられる演技内容が少しでも認められる団体であること。 体操競技、新体操、スポーツアクロ体操、エアロビクスなどの競技形式をとらない演技内容であること。 日本体操協会の一般体操の考え方である「一般体操は、あらゆる年代に適し、健康を促進するための身体的、精神的、社会的、また、文化的な側面に貢献し、自主的に楽しく動く体操である。」の趣旨に相応しい活動をしている団体であること。 とあり、技術的な制約は全くない。技術的な制約がない運動を分野として取り込んでいることが、体操の大きな特徴であり、ユニークな点でもある。
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