伝説・言い伝えとは? わかりやすく解説

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伝説・言い伝え

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 07:48 UTC 版)

飛騨国分寺の大イチョウ」の記事における「伝説・言い伝え」の解説

飛騨国分寺の大イチョウには、幾つかの伝説言い伝えがある。下の文章飛騨地方に伝わる昔話である。 昔々飛騨にも国分寺の塔が作られ時のお話棟梁はじめその弟子たち立派な七重の塔を建てようと、毎日毎日精魂込めていた。木取り終わり、いよいよ組み立てることになった時、計測ミスでどのも少し短いことが分かった。これに気づいた棟梁みるみる顔色変わり、すっかり落ち込んでしまった。家に帰った棟梁の顔を見た娘の八重菊が、「お父様顔色よくないけれど、どうされたのですか?」と話しかけると、棟梁は娘に訳を話した八重菊は少し考えてから、「短い分だけの桝組造ったいかがですか。」と父に提案した翌日棟梁桝組み造り主柱乗せてみると、ちょうどよい寸法になり、組み上げはどんどん進んだ完成してみると、それはそれは見事な七重の塔になった。搭の評判良く棟梁名声日増しに高くなっていった。しかし棟梁は、いつか八重菊桝組みのことを誰かに話すのではないか恐れていた。ある日棟梁は自らの手で、かわいい娘の八重菊殺してしまい、国分寺の塔の近く埋め小さなイチョウの木を植えた。今も国分寺には、樹齢二百年を超える大イチョウ高くそびえ建っている。木に女性の乳に似たコブいくつか有り、乳の出が悪い女性がこの木を拝みに来ると、乳の出がよくなるという。 大イチョウ木の葉がすべて散ると、その翌日には飛騨初雪が降るという。

※この「伝説・言い伝え」の解説は、「飛騨国分寺の大イチョウ」の解説の一部です。
「伝説・言い伝え」を含む「飛騨国分寺の大イチョウ」の記事については、「飛騨国分寺の大イチョウ」の概要を参照ください。

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