伊東玄朴とは? わかりやすく解説

いとう‐げんぼく【伊東玄朴】

読み方:いとうげんぼく

[1801〜1871]江戸末期蘭方医肥前の人。シーボルト師事し江戸出て開業牛痘による接種成功し同志とともに種痘所開設。のち幕府奥医師


伊東玄朴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/24 05:00 UTC 版)

伊東 玄朴(いとう げんぼく、寛政12年12月28日1801年2月11日) - 明治4年1月2日1871年2月20日))は、江戸時代末期(幕末)から明治にかけての蘭方医江戸幕府奥医師まで登りつめた。名は淵。近代医学の祖で、官医界における蘭方の地位を確立した。


注釈

  1. ^ なお、この時点で林洞海坪井信良が登用されたとするのは誤りである。
  2. ^ 将軍の御匙=侍医長に与えられる僧位。

出典

  1. ^ a b c 『前科者は、ナゼ、又、行るか。』(原胤昭, 1933) p28-31
  2. ^ 青木歳幸「佐賀藩蘭学再考 : 医学史の視点から」『研究論文集-教育系・文系の九州地区国立大学間連携論文集-』第1巻第1号、九州地区国立大学間の連携に係る企画委員会リポジトリ部会、2008年3月、9頁、ISSN 1882-8728NAID 120006993353 
  3. ^ 田尻佐 編『贈位諸賢伝 増補版 上』(近藤出版社、1975年)特旨贈位年表 p.35
  4. ^ 偉人を学び、地域を知る 上溝に生誕 侍医「伊東方成」 タウンニュース、2017年4月13日号
  5. ^ a b 伊東方成 谷中・桜木・上野公園路地裏徹底ツアー
  6. ^ 伊東玄朴顕彰室 神埼デジタルミュージアム「かんざき@NAVI」
  7. ^ 鈴木愛之助『人事興信録』第4版 [大正4(1915)年1月]


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伊東玄朴

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胡蝶の夢 (小説)」の記事における「伊東玄朴」の解説

佐賀藩出身蘭方医漢方中心江戸城で初の蘭方奥医師となり、漢方医多紀楽真院一派との間に軋轢起こす

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伊東玄朴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 22:30 UTC 版)

陽だまりの樹」の記事における「伊東玄朴」の解説

蘭方医名誉欲強く吝嗇種痘所創設井伊直訴許可勝ち取り、後に奥医師法印となる。

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伊東玄朴(いとう げんぼく)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 03:56 UTC 版)

JIN-仁-」の記事における「伊東玄朴(いとう げんぼく)」の解説

西洋医学所取締役緒方同様、仁の医療技術認めていたが、失脚する作中では特に触れていないが、養子とした医師経歴捏造する問題起こしたことが原因)。伊東失脚後医学所内部抗争が仁を医学所から遠ざけることになる。

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