代表詩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 15:38 UTC 版)
地歌の漢詩翻案を多く手がけており、以下の詩は「雪」に基づく。 花粉粉 雪霏霏 花は粉々たり、雪は霏々たり淸香拂來不沾衣 清香仏ひ来りて、衣を沾さず妾待郞 郞待否 妾は郎を待つ、郎は待つや否や昨日春色今日違 昨日の春色、今日は違ふ園池水寒衾欲凍 園池水寒く、衾凍らんと欲す可憐鴛鴦合歡夢 憐むべし、鴛鴦合歓の夢一聲閒斷半夜鐘 一声間断す、半夜の鐘疏霰忽向枕邊送 疏霰、忽ち枕辺に向ひて送る情緖纏綿亂如絲 情緒纏綿、乱るゝこと糸の如し幾行紅淚灑冰肌 幾行の紅涙、氷肌に灑(そゝ)ぐ躬可死不可割愛 躬は死すべきも、愛は割くべからず浮生從頭一條葛 浮生、頭(はじめ)より一条の葛
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