付記:新潟県のスケートリンク事情について
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「新潟アイスリンク」の記事における「付記:新潟県のスケートリンク事情について」の解説
当リンクは開場以来長らく新潟市唯一のスケートリンクとしてレジャー施設及び競技練習場としての需要をほぼ独占していた。新潟市に所在するスケートリンクとしては、他に新潟市船江町一丁目(現東区、現在の山の下海浜公園)において1980年代前半に新潟臨港海陸運送(現リンコーコーポレーション)の関連会社が運営するスケートリンク兼温水プール「臨港スポーツセンター」が開業し、「マンモスリンク」の愛称で親しまれたものの業績不振から10年ほどで廃業となったが、当リンクはレジャー施設としてはもとより、フィギュアスケートやアイスホッケー、ショートトラックスピードスケートなどの練習拠点として県内のアイススケート競技関係者からも重宝されていた。 新潟アイスリンクの閉鎖後、新潟県内のスケートリンクは柏崎市の新潟県立柏崎アクアパーク(11月 - 2月)と上越市のリージョンプラザ上越内アイスアリーナ(9月下旬 - 5月)の2か所しかなく、下越地方には1か所も存在しない状態となった。このため、当リンクの閉鎖以降、スケート競技の練習環境が著しく低下したことなどから、新潟市などの競技関係者は行政側に対しスケート施設の整備を求める陳情などを行い、2011年には新たな公営アイススケート場が鳥屋野潟南西部(新潟市中央区鐘木)に建設されることに決定した。「新潟市アイスアリーナ」の名称で建設が進められ、2013年9月にはネーミングライツによる施設名称も決定、2014年2月には「新潟アサヒアレックスアイスアリーナ」としてオープンした。
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