人工心肺とは? わかりやすく解説

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じんこう‐しんぱい【人工心肺】

読み方:じんこうしんぱい

心臓手術の際などに、一時的に心臓肺の機能代行する装置静脈血ポンプ体外導き、これに酸素与えて二酸化炭素除いたのち、再び動脈送り込む人工肺


人工心肺装置

(人工心肺 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 09:04 UTC 版)

人工心肺装置(じんこうしんぱいそうち)とは、心臓外科における手術などの際、一時的に心臓の機能を代行する医療機器である。人工心肺を用いた最初の成功例は、1953年にアメリカ合衆国の外科医ジョン・ヘイシャム・ギボンによってジェファーソン大学病院にて執刀されたものである。ギボンはIBMの協力を得て人工心肺装置の開発を行った。ギボンの成功後、Mayo-Clinicの医師たちがギボンの装置を改良し、Mayo-Gibbon型と呼ばれた。日本における最初の成功例(1956年)は大阪大学医学部助手曲直部寿夫による。


  1. ^ 人工心肺装置は当然ながら人工物であって生体組織ではない。したがって装置内では異物に血液が接する。ヒトなどの血液には異物と接した時にも凝固系が活性化されるという性質がある。このため装置内では血液凝固が起こりやすい。よって抗凝固剤を使用して血栓ができるのを防ぐ必要がある。
  1. ^ 脳死の女児 緊急時の人工心臓やむなく長期使用 1月14日 18時53分 - 日本放送協会(ウェブ魚拓による保存)
  2. ^ JSEPTIC CE教材シリーズ 対象:レベル1”. 2019年10月29日閲覧。
  3. ^ a b ECMO 藤田医科大学 麻酔・侵襲制御医学講座


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