人工多能性幹細胞の発見
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 09:47 UTC 版)
奈良先端科学技術大学院大学の山中研究室で、人工多能性幹細胞(iPS細胞)発見時の実験を担当した。ES細胞で発現する24個の遺伝子をマウス繊維芽細胞に導入すると、多能性幹細胞が発生した。その後、24個の遺伝子から必要なものを選択する方法を山中が考えていると「あまり難しく考えないで、導入する遺伝子を1個ずつ減らしてみてはどうか。」と提案、Oct4、Sox2、Klf4、c-Mycの4つのリプログラミング遺伝子(山中因子)の同定を成功させた。2006年のマウスのiPS細胞発見の論文は山中と高橋の共著。
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