井上井月
井上井月
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井上 井月(いのうえ せいげつ、文政5年(1822年)?[1] - 明治20年2月16日(1887年3月10日)[1][注釈 1]は、日本の19世紀中期から末期の俳人。本名は一説に井上克三(いのうえかつぞう)。別号に柳の家井月など[1]。「北越漁人」と号した[3]。信州伊那谷を中心に活動し、放浪と漂泊を主題とした俳句を詠み続けた。その作品は、後世の芥川龍之介や種田山頭火をはじめ、つげ義春などに影響を与えた。
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 復本一郎編『井月句集』岩波文庫、2012年12月、323-378頁。
- ^ 『井月全集』参照。[要文献特定詳細情報]
- ^ 田島清 著 信州人物誌刊行会 編 『信州人物誌』 信州人物誌刊行会、1969年8月。
- ^ 宮脇 1987, pp. 14–15.
- ^ 宮脇 1987, p. 26.
- ^ 『井月全集』における下島勲の述懐による。[要ページ番号]
- ^ 宮脇 1987, p. 33.
- ^ 宮脇 1987, p. 45.
- ^ 宮脇 1987, p. 177.
- ^ 宮脇昌三「芭蕉・一茶と井月」、『井月の俳境』所収。[要ページ番号]
- ^ 宮脇 1987, pp. 7–8.
- ^ 宮脇 1987, p. 11.
- ^ 中井三好『漂泊の俳人 井上井月記』他参照。[要文献特定詳細情報]
- ^ a b c d e つげ 1998, pp. 353–390.
- ^ つげ 1998, p. 398.
- ^ a b “みちのものがたり 伊那路(長野県)「無能の人」に登場した俳人 姿は乞食、書はお公家さん”. 朝日新聞 be on Saturday: p. 6. (2016年11月19日)
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