予備自衛官等の表彰制度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 06:07 UTC 版)
「予備自衛官」の記事における「予備自衛官等の表彰制度」の解説
予備自衛官に対する表彰は、自衛隊法第5条の自衛隊員に対する表彰に関する規定、及び陸上自衛隊にあっては「予備自衛官及び即応予備自衛官の永年勤続者表彰の実施について」、海上自衛隊にあっては「予備自衛官永年勤続者表彰の実施について」という通達に基づいて実施される。予備自衛官及び即応予備自衛官には、以下の表彰制度が定められている。 予備自衛官等の表彰制度表彰の区分表彰要件(陸上自衛隊・海上自衛隊・航空自衛隊)授与品防衛大臣表彰予備自衛官等としての勤務期間が30年以上 招集時の勤務成績良好である者 表彰状 副賞 幕僚長表彰予備自衛官等として勤務期間が20年以上、かつ、招集時の勤務成績良好 表彰を受ける年度及び直近の2箇年間連続訓練招集に出頭(=訓練に必ず参加)した者 表彰状 副賞 (陸)方面総監表彰(海)地方総監表彰(空)航空方面隊司令官表彰予備自衛官等として勤務期間が10年以上 招集時の勤務成績良好 表彰状 副賞 師団長表彰旅団長表彰地方協力本部長表彰予備自衛官等として勤務期間が5年以上 招集時の勤務成績良好 表彰状 副賞 なお、予備自衛官の表彰では「予備自衛官及び即応予備自衛官の永年勤続者表彰実施基準について(通達)」に定める予備自衛官永年勤続者表彰実施基準において、さらに以下の要件が定められている。 予備自衛官が退官し、再び任官した場合、引き続いて勤務としたものとみなされる。 予備自衛官等を退官した後、退官した日の属する翌月以降再び予備自衛官等に採用された者の勤務実績については退官以前の勤務月数に合算される。 同一の表彰を複数回受賞することはできない。団長表彰の次は総監表彰→幕僚長表彰→大臣表彰とステップアップする。
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