乳腺外科医事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 06:29 UTC 版)
2016年5月10日、右胸の乳腺腫瘍を摘出する手術を受けた女性患者(30代)が執刀した乳腺外科の男性非常勤医師(43歳)に手術していないほうの胸を舐められたなどと被害を訴えた。男性医師は準強制わいせつ罪で起訴された。2019年2月20日、一審の東京地方裁判所の判決では男性医師に無罪(求刑懲役3年)を言い渡したが、2020年2月4日の控訴審で東京高等裁判所では懲役2年の実刑判決を男性医師に言い渡した。2020年7月15日、日本医師会会長の中川俊男氏はの会見で「体が震えるほどの怒りを覚えた。日本医師会は判決が極めて遺憾であることを明確に申し上げ、今後全力で支援する」と表明した。2022年2月18日、最高裁判所第2小法廷は東京高裁判決を破棄し、高裁に審理を差し戻した。
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