門司築港
(九州電気軌道田ノ浦線 から転送)
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門司築港(もじちっこう)は、かつて大正から昭和初期にかけて福岡県門司市(現・北九州市)で路面電車を運営していた事業体である。もともと門司市の大久保・田ノ浦地区活性化開発を行うために設立されたのが同社で、その一環として電車を運行した。門築電車(もんちくでんしゃ)とも呼ばれた。
- ^ a b c d e f 『地方鉄道及軌道一覧. 昭和18年4月1日現在(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『財界楽屋新人と旧人』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『財界楽屋新人と旧人』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 同名会社が1913年に鉄道免許状(門司市大字田ノ浦-企救郡曾根村間 動力蒸気)(「軽便鉄道免許状下付」『官報』1913年11月28日)が下付されたが失効(「鉄道免許失効」『官報』1916年1月19日)している。こちらの発起人は門司市及び沿線地方の資産家であった。
- ^ 「門司築港訴訟の事件から大政党の醜事暴露 宮崎敬介氏が築港会社の巨額の利益金を渡した先々不払事件が端緒で判明」東京朝日新聞 1921年9月20日(神戸大学附属図書館新聞記事文庫)
- ^ 「長居は無用と社長までが逃出した 『門司築港』は創立の時から矛盾だらけ」大阪朝日新聞 1921年9月20日(神戸大学附属図書館新聞記事文庫)
- ^ 「島、宮崎両氏を更に追告発す」大阪朝日新聞 1921年9月27日(神戸大学附属図書館新聞記事文庫)
- ^ 「門築事件は不起訴」東京朝日新聞1922年9月16日聞蔵IIビジュアル
- ^ 『鉄道統計資料. 昭和2年』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 1949年2月15日 起業廃止(許可)「門司築港(軌道線)・門築土地鉄道沿革史 前編」66頁
- ^ 国立米穀倉庫写真『門司市史』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『日本全国諸会社役員録. 第31回』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 小川功「京阪グループの系譜」『鉄道ピクトリアル』No.695、118頁
- ^ 『日本全国諸会社役員録。 第29回』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b 『地方鉄道及軌道一覧 : 附・専用鉄道。 昭和10年4月1日現在』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「鉄道免許状下付」『官報』1920年4月30日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「軌道特許状下付」『官報』1922年9月6日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『鉄道省鉄道統計資料. 大正12年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「軌道特許状下付」『官報』1926年8月21日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1929年2月21日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『鉄道統計資料. 昭和10年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「軌道起業廃止」『官報』1936年4月6日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 鉄道路線の歴史「北九州線(九州電気軌道)」 - 西日本鉄道
- ^ 柴田東吾「車両履歴から見た西鉄の路面電車」『鉄道ピクトリアル』No.847
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