主要な種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 16:31 UTC 版)
マングローブを構成する植物は世界に70-100種程度あり、主要な樹木の多くがヒルギ科、クマツヅラ科、ハマザクロ科(マヤプシキ科)の3科に属する種である。 日本国内で、マングローブにのみ分布が限定される種は、メヒルギ(ヒルギ科)、オヒルギ(ヒルギ科)、ヤエヤマヒルギ(ヒルギ科)、ハマザクロ(ハマザクロ科、別名:マヤプシキ)、ヒルギダマシ(クマツヅラ科またはキントラノオ科、キツネノマゴ科ヒルギダマシ亜科(英語版))、ヒルギモドキ(シクンシ科)及びニッパヤシ(ヤシ科)の5科7種である。これらは、マングローブの主要な構成種であり、分類学的にも近縁の群からかけ離れている。 上記の種に付随して、サキシマスオウノキやシマシラキ(英語版)、テリハボク、サガリバナ、オキナワキョウチクトウ(ミフクラギ)等の樹木が生育するほか、シイノキカズラ(英語版)など特有のつる植物や草本をともなう場合がある。これらの付随する種は、後述する半マングローブを構成する種も含まれる。
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