主なコマンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/26 06:30 UTC 版)
「Music Macro Language」の記事における「主なコマンド」の解説
方言は音源や実装により多種多様である。ここでは代表的(比較的どれでも共通)なものを挙げるが、違っているものもある。大文字小文字を区別しないものが多いが、区別して別のコマンドとしているものもある。 C D E F G A B それぞれ、ドレミファソラシの音符。 # + - 音符の後につけて半音上げ下げを表す。#と+は同じ意味。 R 休符(レスト)。 数字 . 音符や休符の後につけ、音の長さを表す。2=2分音符。.は付点で長さを1.5倍する。4.=付点4分音符。 & 二つの音符を連結する。タイを表す。前後の音階が異なる場合、無視される、スラーとして処理される、ポルタメントとして処理される、など、扱いは実装によって異なり、一定ではない。 O オクターブ指定 > < オクターブの上下。どちらがアップダウンを意味するかは実装によって異なる L A~GやRの後に数字をつけないときの音の長さ(レングス)を指定。初期値は4であることが多い。 V 音量(ボリューム)を指定 @ FM音源などでの音色の指定 T テンポを指定。たとえば「T120」なら120BPMで演奏する。プラットフォームによってはテンポのずれが発生する。 やや一般的でないものに、次のものが挙げられる。 N 通常のオクターブ+CDEFGABではなく、音の高さを数値で直接指定する。 Q 発音の長さを指定する。レガートやスタッカートを表現する。 P 左右の定位(パン)を設定する。噛み砕いて言えばステレオ設定である。 S PSGのエンベロープの種類を選択する。 M PSGのエンベロープの周期を設定する。 Y ハードウェア固有のパラメータ設定。
※この「主なコマンド」の解説は、「Music Macro Language」の解説の一部です。
「主なコマンド」を含む「Music Macro Language」の記事については、「Music Macro Language」の概要を参照ください。
- 主なコマンドのページへのリンク