中島八試複座戦闘機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/20 16:58 UTC 版)
「八試複座戦闘機」の記事における「中島八試複座戦闘機」の解説
中島は明川清技師を設計者として設計を進め、1934年3月に試作機1機が完成した。社内名称は「NAF-2」。設計は以前に不採用となった六試艦上複座戦闘機(NAF-1)の流れをくんだ複葉複座固定脚機で、機体材質は金属製骨組みに羽布張り。艦上戦闘機としても運用可能なように主翼の折りたたみ機構を有しており「八試艦上複座戦闘機」とも呼ばれる。また、下翼は逆ガル翼となっていた。性能に不足はなかったが、海軍が複座戦闘機自体の配備を見送ったため、不採用となった。
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