中山桂子 (なかやま けいこ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/15 00:00 UTC 版)
「ナース・ステーション (漫画)」の記事における「中山桂子 (なかやま けいこ)」の解説
主人公。西里大学病院の外科に勤務する看護婦。松山出身。地元の松山看護専門学校を卒業後、中学時代に父親を亡くして以来、過干渉の傾向にある母親から逃避する意味も含め、上京し、現在の職場に就職する。感情を表に出すことなく、淡々と仕事をこなすが、仕事自体は非常に優秀で、患者、同僚からの信頼も高い。自身の恋愛については、基本的に運命論者で、「いつかきっと自分とめぐりあう誰かがこの世におり、今まだめぐりあわないのはその時機ではないから」と思っている。入院患者・村上連二郎の息子で、ニューヨーク在住の建築プロデューサー・慎一郎と知り合い、恋に落ちるが、長きにわたる遠距離恋愛、看護婦職への執着などで、最終的に別れることを選択する。その後、病院の取材を通して知り合った、写真家の竹沢裕哉とは交際に発展したものの、裕哉は、出会った時にすでに不治の病であったため、約1年で死別した。裕哉との死別の後、情緒不安定になったが、職場の同僚達や知人達に助けられながら、少しずつ立ち直ってゆく。なお、この頃、多年に渡る仕事ぶりが評価され、桂子は主任に昇進した(過去、赤坂晴子の前任者・有森主任の内科への転出の際にも主任候補に挙がったが、その時は辞退した)。
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