不思議のメダイ
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不思議のメダイ(ふしぎのメダイ、フランス語: Médaille miraculeuse、英: Miraculous Medal)は、聖母マリアの出現を目撃したフランスのカトリック修道女カトリーヌ・ラブレ(カタリナ・ラブレ[注 1])が、聖母マリアによって示されたお告げとイメージをもとにデザインし[1][2]、金細工師のアドリアン・ヴァシェットが製作したメダル(médaille=メダイユ)のこと。無原罪の御宿りのメダイ、奇跡のメダイ、奇び(くしび)のメダイとも呼ばれる。
注釈
- ^ 日本のカトリック教会では、カトリーヌ・ラブレのことを慣習的にカタリナ・ラブレと呼ぶことが多く、この名でよく知られている。参照:Laudate 聖人カレンダー 11月28日 聖カタリナ・ラブレ 女子パウロ会
出典
- ^ Ann Ball, 2003 Encyclopedia of Catholic Devotions and Practices ISBN 0-87973-910-X page 356
- ^ a b Mark Miravalle, 1993, Introduction to Mary ISBN 978-1-882972-06-7, pages 190-191
- ^ a b Glass, Joseph. "Miraculous Medal." The Catholic Encyclopedia. Vol. 10. New York: Robert Appleton Company, 1911. 20 Dec. 2012
- ^ McMenamin, M. 2010. Precisely dated early versions of the Miraculous Medal. Numismatics International Bulletin, v. 45, nos. 3/4, p. 43-48.
- ^ Mack, John (2003). The museum of the mind: art and memory in world cultures. British Museum
- ^ キリスト教マメ知識 不思議のメダイ 女子パウロ会
- ^ 関一敏『聖母の出現 : 近代フォーク・カトリシズム考』日本エディタースクール出版部、1993年。ISBN 4888882002。 NCID BN09060980 。
- ^ a b Aladel, M. (1999). The Miraculous Medal. Albany, New York: Preserving Christian Publications, Inc.. pp. 49-51
- 1 不思議のメダイとは
- 2 不思議のメダイの概要
- 3 関連書籍
- 4 脚注
不思議のメダイ
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「聖母マリアの汚れなきみ心」の記事における「不思議のメダイ」の解説
詳細は「不思議のメダイ」を参照 マリアの聖心への信心業は1830年にカトリーヌ・ラブレによって広められた「不思議のメダイ」により、大きく花開いた。「汚れなきみ心」はこの奇蹟のメダイにも描かれている。そこに描かれた図では、マリアの御心は 剣で貫かれている。イエスの聖心もまたそのメダイに描かれており、その聖心には、王冠と棘が共に描かれている。マリアの汚れなき御心は、メダイの右側に描かれている。なお、このメダイの2つのみ心は、聖母マリアが十字架に掛けられたイエス・キリストの足元にいる姿を示す。
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