三重県縄生廃寺塔心礎納品 一括

文化財選集

三重県縄生（なお）廃寺塔心礎納品 一括 （東京都）

名称
三重県縄生（なお）廃寺塔心礎納置品　一括
区分
重要文化財
時代
奈良時代
所有者
国（文化庁保管）

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解説
縄生廃寺は伊勢湾に注ぐ員弁川右岸の朝日丘陵上に位置する寺院跡で本件は１辺10.2ｍの塔基壇の心礎舎利孔から出土した一括資料である。この舎利孔中に唐三彩の飾蓋を被せた石製外容器が納められその中にガラス舎利容器が納置されていた。こうした舎利具の納置状況が明確なものは極めて少なく学術的価値が高いものである。