三菱UFJ銀行とディズニーキャラクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 14:39 UTC 版)
「三菱UFJ銀行」の記事における「三菱UFJ銀行とディズニーキャラクター」の解説
三菱UFJ銀行は、日本の銀行で唯一「ディズニーキャラクター」をイメージキャラクターとして採用している。 これは、前身のひとつである三菱銀行が、同じ三菱財閥系の三菱地所が東映と協力して行っていた「日本へのディズニーランド誘致運動」に呼応し、1962年12月1日にディズニー・プロダクションズ(当時)と版権契約を結び、ディズニーキャラクターを使用した「絵入り通帳」の取り扱いを開始して以来続いているものである。日本へのディズニーランド誘致は、三菱地所と競合していた三井不動産・京成電鉄企業連合の子会社であるオリエンタルランドが権益を獲得したが(このため、東京ディズニーリゾート内には三井住友銀行の出張所とATMが設置されている)、以後現在に至るまでディズニーキャラクターが採用され、通帳やカード類、キャンペーンの景品などに使用されているが、キャッシュカードのみ発行にメインバンクプラスを申し込むこと、と言う条件がついている。これにより、磁気やIC破損などの事情であっても条件を満たさない場合には一般の赤いキャッシュカードが発行されるようになった。 通帳に関しては今のところ条件はついていない。 ちなみに、富士銀行(みずほコーポレート銀行を経た現:みずほ銀行)も同時期に採用を図ろうとしたが、ディズニー社側の承諾を得られず断念している。 なお、「絵入り通帳」の取り扱い開始当初は、「普通預金」と「積立預金」の2種類の通帳が用意され、普通預金には「ディズニー預金」という名前が付けられた。また、キャラクターは、ドナルドダック・バンビ・シンデレラ・ピノキオなどが採用された。さらに、1963年1月からは、「ディズニー貯金箱シリーズ」が始まり、第1号である「ドナルドダック」の貯金箱が配布された。
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