三百年前-ターガリエン王朝による征服-
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 02:49 UTC 版)
「氷と炎の歌」の記事における「三百年前-ターガリエン王朝による征服-」の解説
5世紀ののち、エッソスで拡張し続ける古代ヴァリリア永世領(古代ヴァリリア自由保有地)は〈狭い海〉の東岸に達し、ウェスタロスと関係を持ち始め、ドラゴンストーン島を領地とした。しかしながら、1世紀後に古代ヴァリリア永世領は〈破滅〉として知られる巨大な災厄によって破壊された。ドラゴンストーンを支配していたヴァリリア人のターガリエン家は1世紀ののち、エイゴン(エーゴン)征服王とその二人の姉妹妻のもとでウェスタロス侵略を果たした。軍勢は小規模であったものの、3頭のドラゴンを用いて大陸全体を服属させた。最初の戦争によって七王国のうち六王国が征服されるが、ドーンは激しく抵抗したためにエイゴンの治世では独立を保った。ターガリエン家は当地の〈七神正教〉とウェスタロス人の習慣を受け入れ、続く数十年間のうちに、統治に刃向うあらゆる抵抗を抑えこんだ。しかし〈七神正教〉の教えに背き、古代のヴァリリアの伝統に従って兄弟姉妹婚と複数婚を行った。ドーンも最終的には結婚政策によって併合された。エイゴン王は、征服した相手の剣を溶かし、〈鉄の玉座〉を作らせた。ドラゴンはターガリエン家の者だけが使いこなせ、ターガリエン家はドラゴンを殖やして支配を固めた。この時代を描いた種々の中編が中編集Fire and Bloodにおさめられている。
※この「三百年前-ターガリエン王朝による征服-」の解説は、「氷と炎の歌」の解説の一部です。
「三百年前-ターガリエン王朝による征服-」を含む「氷と炎の歌」の記事については、「氷と炎の歌」の概要を参照ください。
- 三百年前-ターガリエン王朝による征服-のページへのリンク