三大妖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 07:37 UTC 版)
「あやかしトライアングル」の記事における「三大妖」の解説
塵塚怪王と同じく強力な力を持ち、命依によって封印されるが、長い年月を経て現代に甦った古の妖。 日照り神・魃(バツ) 長い干ばつを恐れる人々の畏怖から生まれ、「暑さそのもの」に化ける妖。一人称は「儂」。炎のような体に大きな一つ目と口を持った姿をしている。 秋の小美呼市に強力な熱波を呼び出し、その暑さで人々を苦しめ、小美呼市のとある山の水辺を熱波の中心地としていたが、祭里とすず、恋緒達が水辺で遊び始めた上に自分を無視して三人が戯れ始めたことに怒って実体化し襲い掛かるが、祭里の風で深傷を負う。しかしその傷をすずに治された際ににかつて自分を封印した命依の姿と重ね合わせ、もう人々に危害を加えないことを条件に手を差し伸べられるが、一瞬でも灼熱の妖気を集中してすずを燃やそうとしたのを察知した祭里によって倒される。 縊鬼(くびれおに) 人間を自殺に見せかけ、殺害する妖。一人称は「私」。首吊り縄を首にかけ、不気味な笑みを浮かべる女性の姿をしている。 バイト疲れ等から薄々と妖の姿を認知できるようになった弥生に取り憑き、彼女を自殺に見せかけ殺そうとするが、間一髪のところで駆けつけた祭里とすずに阻止され、祭里によって倒される。 カゲメイ かつて人柱としてこの世を去った命依の心の闇から生まれたオモカゲ。一人称は「私」。「カゲメイ」は纏によって命名されたもの。
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