三国志演義の大賢良師(太平道人)に至るまで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 21:21 UTC 版)
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小説『三国志演義』では、張角・張宝・張梁の3兄弟は「不第秀才」(郷試に合格していない秀才)という設定で登場する。ある日、山に薬草を採集しに行ったところ南華老仙という人物に会い、「太平要術」3巻を授けられ「まさに天に代わりて宣化し、あまねく世人を救うべし」との使命を与えられる。また、もし悪用すれば、必ず報いを受けるだろうと警告される。これにより風雨を呼ぶ能力を身につけ、「太平道人」と号すことになる。中平元年正月(歴史上の中平元年は12月からのため、この年月は存在しない)に疫病が起こると、張角は符水をもって人々の病を癒し、さらに「大賢良師」と号している。 その後、史実通りに黄巾の乱を起こし、乱の最中で死んでしまう。
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