三代 田辺 竹雲斎
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(昭和15年(1940年) - 平成26年(2014年)) 本名:久雄。二代竹雲斎の長男として堺市に生まれる。大阪市立工芸高校、武蔵野美術大学工芸工業デザイン科を卒業した。卒業後は堺に戻り、二代竹雲斎の下で本格的に竹工芸の道に進んだ。幼少の頃、疎開していた河内長野で遊んでいた矢竹を使い構成された作品が特徴である。硬く真っすぐに育つ矢竹の直線美を生かしたモダンな作品であった。 昭和になり、花籠やお茶道具という工芸品から、用途の無い芸術品がつくられるようになってきていた。三代竹雲斎は代々の伝統工芸品を制作しながら、オリジナルな竹のオブジェを制作も行うようになった。
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