一 廣ク會議ヲ興シ萬機公論ニ決スベシとは? わかりやすく解説

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一 廣ク會議ヲ興シ萬機公論ニ決スベシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 06:48 UTC 版)

五箇条の御誓文」の記事における「一 廣ク會議ヲ興シ萬機公論ニ決スベシ」の解説

現代表記広く会議興し万機公論に決すべし。(由利第五条万機公論決し私に論ずるなかれ (福岡第一条列侯会議興し万機公論に決すべし この条文は、由利案では第五条であったが、福岡によって第一条移された。その理由は「諸侯会議を以て第一着の事業考え」たためと福岡自身回顧している。(福岡孝弟五箇御誓文政体書由来に就いて大正8年1919年)に依る。以下、福岡回顧は特に断らない限りこれに依る。) 前段の「広く会議興し」については、由利案には「会議」相当する語はなく、福岡修正案で「列侯会議」の語があらわれ、これが最終段階で「広く会議」と修正された。福岡後年「この時平民までも此議会に与らしめる御つもりであったか」と問われ、「それは後から考えればそうも解釈されるが、御恥ずかしい話ですが当時私はまだその考えなかったです」「広くとは人々意見広く集めて会議するというのではなく府藩県にわたりて広く何処にも会議興すという義です」と答えた後段の「万機」は「あらゆる重要事項の意味。「公論」は公議同義、または公議輿論略語であり、「みんなの意見」または「公開され議論」といったような意味である。由利草稿では、初めは「万機公議と書き後で万機公論」と改めている。

※この「一 廣ク會議ヲ興シ萬機公論ニ決スベシ」の解説は、「五箇条の御誓文」の解説の一部です。
「一 廣ク會議ヲ興シ萬機公論ニ決スベシ」を含む「五箇条の御誓文」の記事については、「五箇条の御誓文」の概要を参照ください。

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