ヴィシェグラード・グループ
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ヴィシェグラード・グループまたはヴィシェグラード4か国は、中央ヨーロッパの4か国による地域協力機構[1]。ヴィシェグラード諸国、または頭文字から略してV4と表現されることもある。
- ^ a b c 外務省 (2012年7月). “ヴィシェグラード4カ国(V4)の概要”. 2021年2月23日閲覧。
- ^ チェコ共和国 (2011年6月6日). “チェコ共和国とヴィシェグラード・グループ”. 2016年7月2日閲覧。
- ^ ヴィシェグラード・グループ公式サイト. “About the Visegrad Group”. 2016年7月2日閲覧。
- 1 ヴィシェグラード・グループとは
- 2 ヴィシェグラード・グループの概要
- 3 参加国
- 4 議長国
- 5 活動
- 6 日本との関係
ヴィシェグラード諸国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 03:19 UTC 版)
「世界金融危機 (2007年-2010年)」の記事における「ヴィシェグラード諸国」の解説
ヴィシェグラード・グループとも呼ばれるポーランド、ハンガリー、チェコ、スロバキアの4カ国は、2009年のGDPでハンガリーは6.3%減、チェコが4.3%減、スロバキアが5.4%減となり、ポーランドはEU加盟国で唯一のプラス成長で2.1%増となった。 ヴィシェグラードの中で最も被害が大きかったのはハンガリーだった。2006年の選挙で与党・社会党が虚偽報告によって勝利したことで政治が混乱した影響もあり、2009年に実質賃金が3.6%減、失業率も7.6%以上でEUとIMFの支援を受ける結果となった。IMFの緊縮案を受け入れたことで社会党の支持率は下がり、野党のフィデスが2010年の選挙で多数派となった。多数派となったフィデスは、市場経済やEUの理念に相反する政策を実施し、この結果、ハンガリー政府とEUは対立を深めていく。 ポーランドのドナルド・トゥスク政権は、財政支出の拡大などの政策で危機に対応した。2008年11月から中小企業や起業家への支援、経済特区の拡大などを開始し、2009年から2010年にかけて910億ズウィティを支出して消費や投資の減少を抑制した。2009年には家計や企業への支援、最低賃金の引き上げ、労働時間の柔軟化なども行い、プラス成長の維持に成功した。チェコとスロバキアは、2010年にはGDPが2.1%増と5.0%増の回復となった。
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