ヴィシェグラード4
別名:ヴィシェグラードグループ、ヴィシェグラード4ヵ国、ビシェグラード4
チェコ、スロバキア、ハンガリー、ポーランドの中央ヨーロッパ4ヵ国による地域協力機構。2013年現在は、その地域における文化、防衛、あるいはエネルギーなど、多くの分野で協力が行われている。
1991年当時のヴィシェグラードグループは、チェコスロバキア、ハンガリー、ポーランドの3カ国の友好関係を推進することを目的にした枠組みとして誕生し、主にEU加盟に向けた協力が行われていた。1993年のチェコスロバキア分離によって現在の4ヵ国で構成され、ヴィシェグラード4と呼ばれるようになった。
ヴィシェグラード4は、地域内協力だけでなく、ベネルクス諸国やバルト三国をはじめとする地域外とも協力関係を築いている。
日本との間でも、観光や経済などの分野で協力が進められ、外務大臣レベルの対話も行われてきた。2013年6月16日には、安倍晋三首相がヴィシェグラード4の各国首脳と会談をした。首脳レベルの会談は今回が初めてで、主に原子力などのエネルギー分野での協力を更に強化するという意見で一致している。
関連サイト:
「V4+日本」対話・協力 - 外務省
ビシェグラード‐グループ【Visegrád Group】
ヴィシェグラード・グループ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/10 05:11 UTC 版)
ヴィシェグラード・グループまたはヴィシェグラード4か国は、中央ヨーロッパの4か国による地域協力機構[1]。ヴィシェグラード諸国、または頭文字から略してV4と表現されることもある。
- ^ a b c 外務省 (2012年7月). “ヴィシェグラード4カ国(V4)の概要”. 2021年2月23日閲覧。
- ^ チェコ共和国 (2011年6月6日). “チェコ共和国とヴィシェグラード・グループ”. 2016年7月2日閲覧。
- ^ ヴィシェグラード・グループ公式サイト. “About the Visegrad Group”. 2016年7月2日閲覧。
- 1 ヴィシェグラード・グループとは
- 2 ヴィシェグラード・グループの概要
- 3 参加国
- 4 議長国
- 5 活動
- 6 日本との関係
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