ヴァフ川方言
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/24 01:25 UTC 版)
ヴァフ川流域の方言は、他の方言との差異が大きく、厳格な母音調和と、分裂能格的な格変化(tripartite case system)を有し、他動詞の主語と目的語、自動詞の主語が全て異なる指標で表されるのが特徴である。他動詞の主語は接尾辞 -nə- により表され、他動詞の目的語は対格の接尾辞で表される。自動詞の主語は特に指標が付かず、能格言語のように絶対格と呼ばれることもある。他動詞は、主語に一致して人称変化する。
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