ローマ水道とは? わかりやすく解説

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ローマ水道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/26 19:40 UTC 版)

ローマ水道(ローマすいどう)は、紀元前312年から3世紀にかけて古代ローマで建築された水道ローマ水路とも。古代ローマでは、都市や工場地に水を供給するために、数多くの水道が建設された。これらの水道は古代のもっとも偉大な業績の一つであり、古代ローマ滅亡後1000年以上もこれに匹敵するものは作られなかった。現代においてもこの古代の水道は多くの都市で実用に供され、実に2000年以上も水を供給しつづけている。


注釈

  1. ^ 1世紀から2世紀にかけて、歴史上の推定都市人口より人口100万人

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ローマ水道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/24 00:20 UTC 版)

セクストゥス・ユリウス・フロンティヌス」の記事における「ローマ水道」の解説

フロンティヌス最大著作2巻の『水道書』 De aquaeductu で、ローマ水道の現状皇帝報告した式文書である。ローマ水供給歴史と詳細記されており、水道利用保守関連する規則含んでいる。全てのローマ水道の歴史が、水路大きさ水量詳細含めて記されており、アッピア水道アルシエティナ水道テプラ水道新アニオ水道ヴィルゴ水道クラウディア水道トライアーナ水道などを扱っている。また、それぞれの水質についても、主に水源が川か湖か泉かという点から記述している。 水道長官となって最初に行ったことは水道地図作ることで、それによって保守を行う前にそれらの状態を評価できるようにした。彼は水道多く軽視され能力最大限発揮していなかったと述べている。中でも農夫商人不法に水道流用することを特に心配した誰でも水路に管を挿し込んで無断利用することが可能だったためである。そこで彼は、取水口での取水量各地への供給量を几帳面に調べ上げ不一致がないかを調査したフロンティヌスウィトルウィウス前世紀著作建築について』 (De Architectura) をよく知っていた。『建築について』には用水路建設とその保守についても記述があり、フロンティヌスは自らを「配管工」だとしたこともある。

※この「ローマ水道」の解説は、「セクストゥス・ユリウス・フロンティヌス」の解説の一部です。
「ローマ水道」を含む「セクストゥス・ユリウス・フロンティヌス」の記事については、「セクストゥス・ユリウス・フロンティヌス」の概要を参照ください。

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