ロード‐バランサー【load balancer】
ロードバランサー
ロードバランサ
【英】load balancer
ロードバランサとは、Webサーバーやキャッシュサーバーなどに対する外部ネットワークからのアクセス要求を管理し、同等の機能を持つ複数のサーバーにアクセスを転送する装置のことである。サーバーの負担超過によるシステムダウンや応答速度の遅延を防ぐ効果がある。ダウンしたサーバーへのリクエストを停止する役割りも持っている。
最も単純な場合は、アクセス要求を単純なラウンドロビン方式で割り振ってゆくことで負荷分散が図られる。各サーバーの反応速度が大きく異なる場合には、同じクライアントからの通信を常に同じサーバーに転送する機能を備えている必要がある。
ロードバランサは基本的に専用機材が配置されるが、ロードバランサのアプリケーションをインストールして、サーバーをロードバランサとして使用することもできる。
サーバー: | NSAPI PHP Ruby on Rails ロードバランサ ロードバランシング SharePoint Portal Server SSI |
サーバロードバランス
(ロードバランサー から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/27 16:24 UTC 版)
サーバロードバランシング(英語: Server Load balancing)は、コンピュータネットワークにおける技法の一種である。クライアントとサーバの間にロードバランサ(負荷分散装置)を設置し、複数のサーバが分散処理を行う。利用者の多いWebアプリケーションやネットワークゲームの運営などに適しており、サーバ1台では処理しきれない場合に、この技法を利用することで効率よくサーバの数を増やすことができる。また、故障や保守によりサーバが停止した際にも、サービスを続行させることができる。
- 1 サーバロードバランスとは
- 2 サーバロードバランスの概要
- 3 概要
- 4 ロードバランサの機能
- 5 無線LANにおける負荷分散
- 6 関連項目
- ロードバランサーのページへのリンク