ルクセンブルク_(アルバム)とは? わかりやすく解説

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ルクセンブルク (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/12 22:52 UTC 版)

ルクセンブルク
ブルートーンズスタジオ・アルバム
リリース
録音 2003年
ジャンル パンク・ロック
ガレージロック
ニュー・ウェイヴ
レーベル スペリアー・クォリティ・レコーディング
プロデュース ブルートーンズ/ゴードン・ミルズ
専門評論家によるレビュー
ブルートーンズ アルバム 年表
ザ・ベスト・オブ・ブルートーンズ
(2002)
ルクセンブルク
(2003)
ア・ラフ・アウトライン
(2006)
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ルクセンブルク』(Luxembourg)は、2003年に発表されたブルートーンズの4枚目のオリジナル・アルバム。

解説

リチャード・ペイン脱退後、再び4人組に戻って制作された。この作品以降バンドと長い付き合いとなるゴードン・ミルズが初めて共同プロデュースを担当している。アルバムタイトルは、収録曲の「ユア・ノー・ファン・エニモア」の歌詞からとられた。この歌は、相手に飽きて惰性に陥ったSM関係にあるカップルついて書かれたものだが、この二人がSMセッションの際に使うはずのセーフワードがなぜか「Luxembourg」になっている。なお英語で Luxembourg は「ラクセンバーグ」に近い発音をするが、このアルバムの邦題はドイツ語読みの大公国の名につられて「ルクセンブルク」となってしまった。

マーク・モリスが「これまでの僕達の作品とはまったく異なる」[1]と語ったとおり、前作とはうってかわってパンクガレージに影響を受けたようなギターロック色が強い楽曲が並んでおり、それまでバンドが多用してきたアコースティック・ギターを一切使用していないことがクレジットに明記されている。

マークは、「ヒア・イット・カムズ・アゲイン」について「ディーヴォラモーンズフィッシュ・アンド・チップスの店で出会ったような曲」、「ファスト・ボーイ」については「ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「僕は待ち人」やエリック・クラプトンの「コカイン」らに続く新世紀のドラッグ・ソング」と語っている[2]

商業的には自主レーベルからのリリースだったことも響いて、全英49位にとどまった。後にこのアルバムは、クッキング・ヴァイナルからリイシューされている。日本盤は、イギリスから遅れること3か月後にインディーズのP-VINEからリリースされたが、歌詞・対訳のみで解説はついていなかった。ちなみにブルートーンズのアルバムが日本盤で発売されたのは、今のところこのアルバムが最後である。

収録曲

  1. ヒア・イット・カムズ・アゲイン – Here It Comes Again
  2. ファスト・ボーイFast Boy
  3. リキッド・リップスLiquid Lips
  4. ユア・ノー・ファン・エニモア – You're No Fun Anymore
  5. ビッグ・プロブレム – Big Problem
  6. アイ・ラブ・ザ・シティ – I ♥ The City
  7. ネバー・ゴーイング・ノーウェアNever Going Nowhere
  8. リトル・ベア – Little Bear
  9. コード・ブルー – Code Blue
  10. ターン・イット・アップ – Turn It Up

シングル

出典

  1. ^ VIBE[1]
  2. ^ with a little charm...[2]

「ルクセンブルク (アルバム)」の例文・使い方・用例・文例



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