メモリにおけるリマークの例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 09:58 UTC 版)
「リマーク」の記事における「メモリにおけるリマークの例」の解説
CPUの場合は製造している会社が限られているが、メモリに関しては国際的に流通している部品メーカーによるものや、特定の国・地域の中で流通しているものが複雑に組み合わさっている。また、有名メーカーが販売するメモリであっても、そのモジュールに実装されている単体の集積回路は出荷時期やその会社の都合で変更される。 一般のユーザは単体の集積回路の型番や仕様については漠然とした知識しか持たない。一般のユーザははピンの数やデータ転送の方式・速度などに関する規格の名称だけを知っているため、リマークする側から見るとCPUよりも簡単で確実に行えるといえる。 一部の有名な集積回路の品名を、粗悪な製品に転写することによりメモリをリマークして出回らすことができるようになる。メモリに関してもCPUと同様、店頭でのテストを行うことは行われていないため、持ち帰った後で気づくこととなる。リマークされたメモリであっても、パソコンの起動時に行われるセルフテストではエラーが出ずにきちんと認識されるため、実際に使ってみて発生するトラブルは、これも相性問題である。
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