ミラー効果 / ミラーリング
ミラー効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 16:13 UTC 版)
ミラー効果(ミラーこうか、英: Miller effect)とは、利得が A である反転増幅回路の入出力端子間に静電容量(帰還容量) C が接続されているとき、入力端子からは (1+A) C の容量が接続されているようにみえる作用のこと[1]。この効果を積極的に利用した回路をミラー積分回路(ミラー積分器)という。
注釈
- ^ 例えば、トランジスタに接続するベース抵抗なども含む
出典
- ^ 電子情報通信学会編『電子通信用語事典』コロナ社、1984年、ISBN 4-339-00413-8、pp.783-784
- ^ 松澤昭『電気学会大学講座 基礎電子回路工学 -アナログ回路を中心に-』オーム社、2009年、ISBN 978-4-88686-276-1、pp.114-115
- ^ 桜庭一郎ほか『電子回路』森北出版、1986年、ISBN 4-627-70530-1、pp218-219
- ^ 高木相『半導体電子回路』培風館、1984年、ISBN 4-563-03295-6、pp.83-85
- 1 ミラー効果とは
- 2 ミラー効果の概要
- 3 考慮する素子
- ミラー効果のページへのリンク