マンション管理士(まんしょんかんりし)
マンションにおける良好な居住環境の確保を目的に、法律の制定により新たに創設された。マンションに関する法律や専門知識を駆使して、管理者や区分所有者などからの相談に助言・指導する形で応える。
全国のマンションは、累積で 400万戸程度あると言われている。それらの中には、怠慢や老朽化などで、適切な管理が行き届いていないというケースも見られ、マンションの管理問題がクローズアップされた。
そこで、2000年12月にマンション管理適正化法を成立させ、快適な居住環境の維持に役立てようとしている。
マンション管理士の第1回目の試験は、2001年度中に実施される予定となっている。区分所有法や建築設備などの知識が求められることになりそうだ。
(2001.05.07更新)
マンション管理士
資格区分 | 国家資格 | |
管理組合の管理者やマンションの区分所有者等からの相談に応じ、マンションの管理についての助言や指導を行うのがマンション管理士です。「マンション管理の適正化の推進に関する法律」に基づき2000年に誕生した国家資格です。試験ではマンションに関わる法律知識などが問われます。合格率は10%を下回る難関資格なので、資格スクールの講座を活用して学習するのも一つの方法でしょう。 | ||
制限なし | ||
9400円 | ||
8.8%(2004年度) | ||
11月下旬 | ||
札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、広島市、福岡市及び那覇市並びにこれら周辺地域 | ||
財団法人マンション管理センター 〒101-0003東京都千代田区一ツ橋2-5-5岩波書店一ツ橋ビル7階 03-3222-1611(試験案内専用電話) http://www.mankan.or.jp/ | ||
試験に合格し、財団法人マンション管理センターに登録をすることで「マンション管理士」の名称を名乗ることができます。マンション管理事業に携わる会社には、社員にこの資格の取得を奨励している会社も多く、就職や転職の際にも資格を武器にできるでしょう。また仕事以外でも、マンションを購入し、居住する際に知識を役立てることができます。 |
マンション管理士
マンション管理士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/11 13:00 UTC 版)
マンション管理士(マンションかんりし)は、マンション管理組合のコンサルタントに必要とされる一定の専門知識を有している事を証明する国家資格であり、マン管とも呼ばれる。
注釈
出典
- ^ 国土交通省:不動産事業者のための国際対応実務 マニュアル(P66)
- ^ 国土交通省がマンション管理士派遣のモデル事業創設
- ^ マンションの管理の適正化の推進に関する法律第41条
- ^ “住宅:登録講習機関 - 国土交通省”. www.mlit.go.jp. 2023年3月1日閲覧。
- 1 マンション管理士とは
- 2 マンション管理士の概要
- 3 概説
- 4 法定講習
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