マツダ・SKYACTIV-D
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マツダ・SKYACTIV-D(マツダ・スカイアクティブ ディー)は、マツダが開発、および製造するディーゼルエンジンの名称。SKYACTIV TECHNOLOGYのひとつ。
注釈
- ^ 代替品として、JASO DL-1規格適合5W-30エンジンオイルも使用可能である[2][3]。なお、ヨーロッパ向けおよび国内向けでもCX-60に関してはACEA C3規格適合0W-30あるいは5W-30エンジンオイルとなっている[4][5]。ただし、欧州向けにおけるこの違いは単に仕向け地の違いによる入手性の違いからなのか、それとも仕向け地でDPFが異なるからかは不明。また、CX-60の取扱書上の書き方(指定規格が「ACEA C3」のみで「JASO DL-1」がないが推奨銘柄が「純正ディーゼルオイルエクストラ SKYACTIV-D」となっている)から、純正オイル容器には粘度のみでJASOおよびACEAの各規格の表記はないもののACEA C3相当と推定される。社外品でもモービル1のESPフォーミュラのようにJASO DL-1とACEA C3の両方に対応したものもある。なお、これらのエンジンに組み合わされるDPFはポスト燃焼方式のためエンジンオイルの希釈が発生し、そのためSKYACTIV-Dのオイルレベルゲージには希釈上限があり、この上限に達した場合は交換する必要がある[2][3]。
出典
- ^ “2015年マツダ技報 「小排気量クリーンディーゼルエンジン SKYACTIV-D 1.5の開発」” (PDF). マツダ株式会社 (2015年5月). 2016年3月12日閲覧。
- ^ a b マツダCX-5取扱書PDF 2015年1月マイナーチェンジモデル (PDF)
- ^ a b マツダデミオ取扱書PDF 2014年9月発売開始モデル (PDF)
- ^ イギリス向けMAZDA2取扱書PDF 2014年10月発売開始モデル (PDF)
- ^ マツダCX-60取扱書PDF 2022年6月発売開始モデル (PDF)
- ^ “石油便覧第2編第4章第3節 石油製品の輸出入動向”. 2016年3月12日閲覧。
- ^ “マツダ、新型DEを21年以降導入 低燃費で販売増図る” (2020年3月24日). 2020年3月24日閲覧。
- ^ “【MAZDA】2022年マツダ技報|マツダ技報”. www.mazda.com. 2023年9月21日閲覧。
- ^ “【MAZDA】2022年マツダ技報|マツダ技報”. www.mazda.com. マツダ(株). 2023年9月21日閲覧。
- 1 マツダ・SKYACTIV-Dとは
- 2 マツダ・SKYACTIV-Dの概要
- 3 脚注
- マツダ・SKYACTIV-Dのページへのリンク