ポストカプセル2001
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「国際科学技術博覧会」の記事における「ポストカプセル2001」の解説
郵政省は「ポストカプセル2001」というサービスを行った。これは、科学万博郵便局内に設置した専用ポストへ投函した、またはポストカプセル郵便であることを明記した手紙が、16年後の21世紀最初の元日である2001年(平成13年)1月1日に届くというもの。配達当日には、郵政省が消滅し総務省(郵政事業庁)に再編されており、当時の郵便はがき一葉の値段より値上がりし、郵便番号も3桁から7桁化されていたが、326万636通の郵便物が差額無しで投函時の値段40円で郵便配達された。配達までは筑波学園郵便局で保管されていた。 このサービスで送られたTBS『ザ・ベストテン』宛てのリクエスト葉書(アルフィーの曲へのリクエスト)が、2001年12月30日の特番『ザ・ベストテン2001』で紹介された。 このサービスで送られた電波新聞社の『マイコンBASICマガジン』への投稿葉書が、同誌2001年3月号p.177で紹介されたほか、『アニメージュ』(徳間書店)、『アニメディア』(学習研究社)、『ファンロード』(当時ラポート)各誌への投稿葉書も、それぞれの2001年3月号にて掲載された。 このサービスで送られた坂本九からの年賀状が、実娘・大島花子のもとに届いたことを、大島が2017年(平成29年)1月30日放送の『白熱ライブ ビビット』(TBS系)で明らかにした。 1999年に発生した桶川ストーカー殺人事件の被害者(当時7歳)が未来の自分に宛てた手紙が届けられた。 万博を訪れた開催当時の内閣総理大臣中曾根康弘は2001年の内閣総理大臣宛の手紙を投函。受け取ったのは森喜朗だった。
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