ボルネリア領
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/09/17 10:09 UTC 版)
ボルネリア侯ランドルフ 解放軍創設の3年前に父親から侯爵位を継いだ、ボルネリア領の領主。45歳。自分の欲望を満たすことを何よりも優先し、領民に重税を課し、執政官のモンフォードに政務の一切を任せて遊蕩の限りを尽くしていた。しかし、減税と引き換えに13歳の少女に対し処女権(領主が持つ、領民に処女を差し出させる権利)を行使する布令を出したことが解放軍が決起する切っ掛けとなり、反乱開始から1年足らずで解放軍に拉致されて殺された。 モンフォード ボルネリア領の執政官を勤める男。執政官として非常に有能な男であり、すでに破綻していてもおかしくないボルネリア領の財政を3年間持たせてきた。ボルネリア領の陰の支配者とも言われる。先代のボルネリア候に恩義があるらしく、それゆえにランドルフの執政官でいることに甘んじている。 ファーバンク ボルネリア領ミカルディ郡の執政代行官の下で騎士隊の隊長を務める男。非常に横暴な態度の騎士で、農民を農奴風情と呼び見下していた。反乱を起こしたオーセル村の村民を制圧するために軍を率いて出向くが、度々ジェレイドの策略にはまり、首を切られて死亡した。 テオドリッジ かつて第三次シエゴラス戦役で活躍した騎士。巨大な戦斧を振るう2m以上の巨漢。出世や恩賞などには興味を持たず、己の力を磨くことにのみ時間を費やしていた。ボルネリア領の片田舎にある山小屋で修行をする日々を送っていたが、モンフォードの誘いに乗り解放軍と戦うためにボルネリア候直属の騎士団に参入した。
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