ホロデッキ
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ホロデッキ(英: holodeck)はアメリカのSFテレビドラマ『スタートレック』シリーズに登場する、現実とほとんど変わりのないシミュレーテッドリアリティの世界を作り出すことができる架空の装置である。初登場は1987年放送開始の『TNG』(The Next Generation)シリーズ第1話『未知への飛翔(Encounter at Farpoint)』。
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ホロデッキ
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「U.S.S.ヴォイジャー」の記事における「ホロデッキ」の解説
ホロデッキは艦内に2箇所あり、娯楽のホロノベルから任務のシミュレーションまで幅広く活用された。特に、危険なボーグ艦への潜入任務や、困難な外科手術、トランスワープ実験のシミュレーションなど、失敗が許されない状況に陥ることが多い当艦にとってホロデッキ訓練は非常に有効であり、まさに必須の訓練設備であった。 娯楽設備としては、トム・パリス中尉はよくホロプログラムを自作し、20世紀初期のレトロな白黒SF映画の世界観の「キャプテン・プロトンの冒険」や、1800年代のアイルランドの田舎町を再現した「フェア・ヘブン」などでクルーを楽しませた。ジェインウェイ艦長は中世ヨーロッパの世界観を好み、中世イギリスが舞台の「ダヴェンポート夫人」や中世イタリアの「レオナルド・ダ・ヴィンチの工房」で気分転換をする。またトゥヴォック少佐が訓練用に作った「反乱計画」がベラナ・トレス中尉によって発見され、ホロノベルとして楽しまれたこともあった。さらに小児用ホロノベルの「フロッターの冒険」は、当艦で生まれた子供のナオミ・ワイルドマンに永らく愛された。 レプリケーターと同様、ホロデッキはデルタ宇宙域においては見たこともないという種族も多数おり、生き残るための外交手段としても威力を発揮した。ただしレプリケーターは武器をも容易に作ることができ、ホロデッキはホロキャラクターを強く設定し過ぎて逆襲されるなどといった事態に遭遇したため、「生き残るためとはいえ、教える相手を選ばないといけない」という教訓をジェインウェイ艦長に与えた(第155・156話「裏切られたホログラム革命」)。
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