ベナジル・ブット国際空港の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 08:42 UTC 版)
「エアブルー202便墜落事故」の記事における「ベナジル・ブット国際空港の状況」の解説
ベナジル・ブット国際空港は標高1,657フィート (505 m)にあり、滑走路は滑走路30 (北西向き) /滑走路12 (南東向き) の一本だけであった。当日は風向きのため滑走路12 (方位116°) が発着に使用された。滑走路30 (方位296°) にはILS (計器着陸装置) が装備されていたが、滑走路12には装備されていなかった。滑走路12へ目視での着陸が可能と定められた視程は最低2,400mだった。 事故当日の天候は一日を通して悪天候であり着陸可能基準値のぎりぎりだった。墜落20分後のMETAR (定時気象通報) によると「方位050°から16ノット (30 km/h)の風、視程3,500m、曇り、雨」などであった。墜落の30分前には中国南方航空の先行機が着陸をあきらめ、ウルムチ空港へ引き返した。 空港の北東に丘陵地帯がある。
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