プロポフォール(注入)症候群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 05:29 UTC 版)
「プロポフォール」の記事における「プロポフォール(注入)症候群」の解説
プロポフォールを高用量で長期間使用し続けると、プロポフォール症候群またはプロポフォール注入症候群と呼ばれる病態が出現する。代謝性アシドーシスに始まり、横紋筋融解症・高カリウム血症・ミオグロビン尿症、治療抵抗性徐脈、急性心不全を伴う心筋症、肝臓肥大・脂肪肝、高脂血症などが増発し、死亡に至る:98。ミトコンドリア障害により、遊離脂肪酸の代謝不全が起こることが原因であると考えられる。
※この「プロポフォール(注入)症候群」の解説は、「プロポフォール」の解説の一部です。
「プロポフォール(注入)症候群」を含む「プロポフォール」の記事については、「プロポフォール」の概要を参照ください。
- プロポフォール症候群のページへのリンク