フランソワ・ラブレーとは? わかりやすく解説

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ラブレー【François Rabelais】

読み方:らぶれー

[1494ころ〜1553ころ]フランス作家連作ガルガンチュワとパンタグリュエル」はフランスルネサンス文学最大傑作とされる


フランソワ・ラブレー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/14 05:20 UTC 版)

フランソワ・ラブレーフランス語: François Rabelais フランス語: [fʁɑ̃swa ʁablɛ]1483年? - 1553年4月9日[1])は、フランスルネサンスを代表する人文主義者作家医師ヒポクラテスの医書を研究したことで著名となり、次いで中世の巨人伝説に題材を取った騎士道物語のパロディー『ガルガンチュワ物語』と『パンタグリュエル物語』(『ガルガンチュワとパンタグリュエル』)で知られる。これらは糞尿譚から古典の膨大な知識までを散りばめ、ソルボンヌや教会など既成の権威を風刺した内容を含んでいたため禁書とされた。


  1. ^ 生没年の項参照。
  2. ^ ラ・ドヴィニエール生まれとの伝記もあり、ラブレーの生家とされる家も残っている。
  3. ^ ドレ画で『異説ガルガンチュア物語』(谷口江里也解説、未知谷、2018年)がある。
  4. ^ ちくま文庫版の訳者解説『ガルガンチュア』2005年。
  5. ^ 渡辺訳による。宮下訳では「大巨人ガルガンチュアの息子にしてのどからから国王、その名も高きパンタグリュエルのものすごく恐ろしい武勇伝」。
  6. ^ 渡辺訳による。宮下訳では「パンタグリュエルの父親、大ガルガンチュアのとってもおそろしい生涯」。
  7. ^ ラブレーは『第四の書』にてこの偽書の内容をも題材に取り込んでいる。
  8. ^ 渡辺訳で、戦前にガルガンチュア以外の著作の部分訳を刊行、一部は改訂再刊された。岩波版は単行版(1984年) 、ワイド版(1991年)も刊行


「フランソワ・ラブレー」の続きの解説一覧

フランソワ・ラブレー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/22 14:32 UTC 版)

ノストラダムス関連人物の一覧」の記事における「フランソワ・ラブレー」の解説

モンペリエ大学在学時期が近いため、接点古くから取り沙汰されてきた。しかし、現在のところ史料裏付けはない。

※この「フランソワ・ラブレー」の解説は、「ノストラダムス関連人物の一覧」の解説の一部です。
「フランソワ・ラブレー」を含む「ノストラダムス関連人物の一覧」の記事については、「ノストラダムス関連人物の一覧」の概要を参照ください。


フランソワ・ラブレー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 17:05 UTC 版)

フランス・ルネサンスの文学」の記事における「フランソワ・ラブレー」の解説

ルネサンス期フランス長編物語を語る上でラブレーの『ガルガンチュワとパンタグリュエル』を逸することはできない。 この作品は、人文主義中世笑劇巨人譚、英雄戦い糞尿譚)とが、滑稽にして不条理な形で渾然一体となったものであり、そこでの言葉遣いユーモアは、後代しばしば野卑なものと見なされた。この作品には、悪ふざけ伴いつつも、宗教的偽善政治的不正、人間不信などに関する鋭い風刺込められている。

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「フランソワ・ラブレー」を含む「フランス・ルネサンスの文学」の記事については、「フランス・ルネサンスの文学」の概要を参照ください。

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