フラット型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 09:24 UTC 版)
「サッカーのフォーメーション」の記事における「フラット型」の解説
3人のCBを横一列にならべてゾーンディフェンスを行う、現在一般的となっている3バックの戦術。DFラインの人数が少なく横一列に並んでいるのでラインコントロールは非常に行いやすい。最終ラインをゾーンに分けてディフェンスするが、3人では個々のゾーンが広くなってしまうためスペースを埋めることが難しく、ゾーンの間に飛び込んでくる選手への対応やマークの受け渡し、抜かれたときのカバーが困難である。また中央に寄ると大きなサイドの守備が手薄になるという弱点もある。日本ではフィリップ・トルシエが率いた日本代表が用いたことで有名。
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フラット型
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「サッカーのフォーメーション」の記事における「フラット型」の解説
4バックではスイーパーを置かずDFを横に並べゾーンディフェンスによって守るのが一般的。DFが4人いることで最終ラインをゾーンに分けてディフェンスしたとき、ゾーンを簡単に埋めることができる。横に並ぶことによりラインコントロールも比較的行いやすい。
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「サッカーのフォーメーション」の記事における「フラット型」の解説
中盤の構成がセントラルMFが2人、サイドMFが2人とMFを横一列に配置し、バランスに優れる。フィールドに選手が均等に配置されているので、守備において個々が分担するゾーンが明確でゾーンディフェンスが行いやすい。中盤が一列なのでチーム全体をコンパクトに保つことが容易で、プレッシングも効かせやすい。高い位置からのプレッシングによるショートカウンター攻撃と、両サイドの人数の多さを活かしてサイドMFとSBによるサイド攻撃が中心となる。中央が手薄なので、セントラルMFには攻守にわたる高い総合能力と豊富な運動量が求められる。イングランドが伝統的にこのフォーメーションを採用している。また、派生フォーメーションとして、FWの配置が縦配列になった4-4-1-1もある。
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「サッカーのフォーメーション」の記事における「フラット型」の解説
中盤の構成がセントラルMFが2人、両サイドMFが2人で、攻撃を重視したもの。最も均等にピッチ上に選手を配置するのでピッチ全体を使いやすく、強力なサイド攻撃が可能であるが、個々の能力とチームプレイとの融合が求められるサッカーでは、難しいフォーメーション。アルベルト・ザッケローニが好んで使用することで知られている。
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